そうなの!?EcoFlowデルタ3とデルタ3プラスの違いとは?【徹底比較】
ポータブル電源の中でも注目を集めている「EcoFlow DELTA 3」と「DELTA 3 Plus」。
見た目はそっくりでも、実はソーラー入力や拡張性、静音性能などに明確な差があります。
この記事では、両モデルのスペックから使い勝手、充電性能まで徹底的に比較。
防災・キャンプ・ベランダ発電など、あなたの用途に最適な1台を見極めるための完全ガイドです。

まず結論:デルタ3とプラスの違いを一目で比較

DELTA 3シリーズは、容量や基本出力こそ共通していますが、使い方の自由度を大きく変える「入力性能」と「拡張性」に差があります。
結論から言えば、多用途に使いたいならプラス、高コスパを求めるなら通常モデルです。
スペック比較表
| 比較項目 | DELTA 3 | DELTA 3 Plus |
|---|---|---|
| 容量 | 約1024Wh | 約1024Wh(同容量) |
| 定格出力 | 1500W(X-Boost 2000W) | 1500W(X-Boost 2000W) |
| ソーラー入力 | 最大500W(XT60×1) | 最大1000W(XT60×2・各500W) |
| AC入力速度 | 約1.2時間で満充電 | 約56分で満充電 |
| 拡張性 | 専用エクストラバッテリー1台まで対応 | 同上(Plus専用モデル対応) |
| 出力ポート数 | 13ポート | 13ポート(USB出力強化) |
| バッテリー寿命 | 約3,000サイクル(LFP) | 約3,000サイクル(LFP) |
| X-Boost/UPS機能 | 対応(10ms切替) | 対応(改良版) |
| 静音性能 | 約40〜45dB | 約38〜42dB(ファン制御最適化) |
| 重量 | 約16.5kg | 約16.8kg |
| 参考価格(公式) | 139,700円 | 149,600円 |
比較の要点まとめ
- ソーラー入力の差が最大の違い。プラスは2基の入力口を備え、晴天時の充電スピードが倍増。
- 充電速度はAC入力でもプラスが明確に速く、1時間未満で満充電できる。
- 静音・ファン制御の改善で、夜間や室内での使用がより快適に。
- 価格差約2万円は、太陽光や多機能運用を考える人にとって十分な価値がある。
プロの視点から見た結論
DELTA 3 Plusは、日常と非常時の両立を想定した「完成形」に近いモデルです。
一方で、DELTA 3も基本性能は同等であり、キャンプや短期停電対策であればコスパが高い選択肢。
もしソーラーパネルを併用する予定があるなら、迷わずPlusを選ぶべきです。
充電効率の違いが、日常の安心感を左右します。
デザイン・機能性・出力ポート比較
デザインと操作性

EcoFlowのDELTAシリーズは、見た目のスマートさと実用性を両立した設計が特徴です。
DELTA 3とDELTA 3 Plusは外観上ほとんど同じフォルムを採用しており、グレーとブラックのツートンカラーで落ち着いた印象。
ただし、Plusはパネル面の素材と通気設計が微妙に変更されており、放熱効率が改善されています。
ファンの排気口は背面下部に集約され、静音化と防塵性を両立。
ハンドルは両側に配置され、重量のわりに持ちやすいバランス。
大型ながら角に丸みがあり、家具の近くや車内でも引っかかりにくい。
ディスプレイは中央に大型LCDを搭載し、残量・入力・出力・残り時間がリアルタイムで表示されます。
日中の屋外でも視認性が高く、夜間は自動的に明るさを落とす仕様です。
操作性も直感的で、電源ボタンと各出力ブロックごとのスイッチが明確。
スマートフォンのEcoFlowアプリと連携すれば、Wi-Fi経由で出力制御やスケジュール設定が可能です。
この点はPlusも共通していますが、Plusではアプリ接続の安定性がやや向上しており、再接続時のタイムラグが短縮されています。
デザイン評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★☆(堅実で扱いやすい)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(静音+放熱改善で完成度が高い)
出力ポート数・種類と使い勝手
両モデルとも出力ポート数は13基で共通ですが、プラスのUSB出力が強化されています。
USB-Cポートの最大出力が100W → 140W対応となり、高性能ノートPCやドローンの急速充電にも対応可能です。
また、出力の安定性も改善されており、複数ポート同時使用時の電圧降下が軽減されています。
出力ポート構成(共通)
| 種類 | DELTA 3 | DELTA 3 Plus |
|---|---|---|
| AC出力 | 6口(1500W/100V) | 6口(1500W/100V) |
| USB-C | 2口(最大100W) | 2口(最大140W) |
| USB-A | 2口(最大12W) | 2口(最大12W) |
| DC5521 | 2口 | 2口 |
| 車載シガーソケット | 1口 | 1口 |
同時出力性能も大幅に改善されており、冷蔵庫や電子レンジ、電気毛布などを併用しても安定稼働。
特にPlusでは、内部インバーターの効率が上がったことで、高負荷家電使用時のファン動作が静かになっています。
実際の使用例を挙げると、
- ノートPC+スマホ2台+ポータブル冷蔵庫 → 約8〜9時間稼働
- 電気ケトル(600W)+照明+扇風機 → 約1.2時間稼働
など、家庭用の短時間停電やキャンプ時には十分な容量です。
加えて、アプリ上で各ポートの出力ログや残量変化をグラフで可視化できるため、電気使用量の管理もしやすい。
このUI設計の完成度は、他社製品と比較しても頭ひとつ抜けています。
ポート利便性評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★☆(標準性能として十分)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(USB出力強化+安定性向上)
電源性能比較:バッテリー・X-Boost・UPS・静音
バッテリー寿命と耐久性

DELTA 3とDELTA 3 Plusのどちらも、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリーを採用しています。
このタイプの特徴は、寿命の長さと熱安定性にあります。
通常のリチウムイオン電池が約800サイクルで容量劣化が始まるのに対し、LFPは3,000サイクル以上使用しても容量80%以上を維持。
これは、毎日充放電しても約8年ほど使える計算です。
両モデルは内部構造も堅牢で、バッテリーパックを個別に監視する**BMS(バッテリーマネジメントシステム)**を搭載。
過充電や過放電、過熱をリアルタイムで制御し、異常があれば自動でシャットダウンします。
また、EcoFlowのLFPセルはBYDやCATLと同等品質のAグレードセルを採用しており、安定供給が可能。
電池の充放電曲線もフラットで、最後まで電圧が落ちにくい特性を持ちます。
耐久性面での差は小さいものの、Plusモデルでは温度制御アルゴリズムが見直され、
高温環境下でもファンの稼働頻度が減り、夏場でも安定した性能を維持できるようになっています。
バッテリー耐久評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★★(LFP採用で長寿命)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(制御最適化で信頼性向上)
X-Boost・UPS機能の違い
DELTAシリーズの大きな魅力のひとつが「X-Boost機能」。
これは定格出力を超える電力を一時的に供給する技術で、
本来1500Wの出力制限を持つDELTA 3でも、一時的に2000Wクラスの家電を動かせるようになります。
例えば、電子レンジ、電気ポット、ドライヤーなどがその対象です。
X-Boostは自動で有効化されるため、特別な設定は不要。
ただし、加熱系の家電やモーター系の負荷では効率が変わるため、連続使用時間には注意が必要です。
この点もプラス版では出力制御が改良され、安定した高負荷対応が可能になっています。
もう一つの特徴がUPS(無停電電源装置)機能。
DELTA 3/Plusともに、停電時に約10ミリ秒以内で自動的にバッテリー給電に切り替わります。
この速度は一般的なPC用UPSと同等で、NASやルーターなどの通信機器も問題なく稼働。
実際にテストしても、瞬断による再起動は発生しませんでした。
UPSを日常的に活用することで、停電時に慌てず家電を継続運転できるのは大きな安心感です。
災害時だけでなく、在宅ワーク環境のバックアップ電源としても非常に有効です。
出力安定性・UPS評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★☆(性能十分、制御やや保守的)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(制御改善で安定性向上)
静音性能(騒音)のリアル比較
どちらのモデルも「静音性」に定評がありますが、
ファン制御アルゴリズムの違いにより、DELTA 3 Plusのほうが明確に静かです。
DELTA 3は満充電近くでファンが強めに回る傾向があり、約45dB前後。
一方のPlusは40dB前後に抑えられ、図書館程度の静かさです。
夜間の寝室や車中泊など、音が響きやすい環境でも気にならないレベル。
また、放熱経路の設計も改良されており、空気の流れを最適化。
ファンのON/OFF頻度が減ったことで、長時間の充電時にも耳障りな音が少なくなっています。
実際に夜間にAC急速充電を行っても、低速モードではほぼ無音。
この静音性能は、ベランダ発電や室内設置を考えるユーザーにとって大きな魅力です。
静音性能評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★☆(標準的な静音設計)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(ファン制御最適化で体感静か)
このセクションでは、性能面での「見えにくい差」を中心に整理しました。
まとめると、バッテリーの信頼性は同等ながら、制御系・静音性・UPS応答でPlusが一歩上。
長期的な安心感を重視するなら、投資価値は十分あります。
ソーラー入力・充電速度・同時入力

ソーラー入力(口数・W数)の違い
DELTA 3シリーズで最も大きな差は、このソーラー入力性能にあります。
DELTA 3はXT60ポートが1基で、最大500Wまでの太陽光入力が可能。
一方のDELTA 3 PlusはXT60ポートを2基搭載し、各500W×2=合計1000W入力に対応します。
つまり、同じ晴天下でも充電速度がほぼ倍になるわけです。
この違いは、実際の運用で想像以上に大きい。
たとえば、400Wクラスのソーラーパネルを2枚設置すれば、
DELTA 3 Plusは約1.5〜2時間で満充電できるのに対し、DELTA 3では3〜4時間かかります。
特に災害時や車中泊で「日中の短い時間で一気に充電したい」場合、
このソーラー入力の上限差が、安心感を決定づけます。
また、プラスでは2口を並列または独立回路として扱えるため、
天候や設置方位が異なる環境でも効率的に発電を取り込めます。
EcoFlow純正の400Wパネルや200Wパネルを組み合わせれば、
効率は90%以上を維持しつつ柔軟にアレンジ可能です。
ソーラー入力評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★☆(500Wで一般用途には十分)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(デュアルポートで実用性倍増)
充電速度(AC・ソーラー・車載)
EcoFlowが誇る「X-Stream急速充電」は、AC入力で真価を発揮します。
DELTA 3では約1.2時間、DELTA 3 Plusでは約56分で満充電可能。
このスピードは家庭用ポータブル電源の中でもトップクラスです。
実際に使用してみると、AC入力で0%→80%までの充電は30分ほど。
短時間の充電でも十分な容量が確保できるため、
「出発前に少しだけ充電しておく」という使い方が非常に便利です。
ソーラー入力との併用も柔軟で、
AC+ソーラー、またはソーラー+発電機のハイブリッド充電に対応。
これにより、晴天時にはACを抑え、曇天や夜間は自動的にACに切り替わります。
家庭用発電機と組み合わせると、48V/1000W級の入力を維持でき、
長期停電でも持続的に電源を確保可能です。
車載充電も改良されており、
DELTA 3 Plusでは12V/24V両対応のDC入力を装備。
従来よりも安定した充電が可能で、長距離ドライブでも確実にエネルギーを補充できます。
実測充電時間の目安(晴天・標準環境)
| 入力方式 | DELTA 3 | DELTA 3 Plus |
|---|---|---|
| AC充電 | 約1.2時間 | 約56分 |
| ソーラー(400W×1) | 約2.5〜3時間 | 約2.5時間(効率高) |
| ソーラー(400W×2) | ― | 約1.3〜1.8時間 |
| 車載(12V) | 約10〜12時間 | 約9〜10時間 |
高速充電は確かに便利ですが、長期運用では温度上昇やバッテリー負荷にも注意。
その点、EcoFlowの充電制御は優秀で、内部温度が上がると自動的に入力電流を制限し、
バッテリーを劣化から守る仕組みが組み込まれています。
また、アプリで「充電速度の上限」を自分で設定できるのも大きな利点。
夜間や静音重視の環境では、出力を50%モードに下げて静かに充電できるため、
住宅地や車内でも安心して使えます。
充電性能評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★☆(バランス良好)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(速度・柔軟性・静音性すべて向上)
このセクションをまとめると、
両モデルの「違いを体感する瞬間」はまさに充電時に現れます。
DELTA 3 Plusは入力経路の多様化と制御精度の高さで、
再充電時間を大幅に短縮。非常時の安心感は別格です。
拡張性能・エクストラバッテリー対応
拡張バッテリーの対応状況
DELTA 3とDELTA 3 Plusのどちらも、専用のエクストラバッテリー(EB)を接続して容量を倍増させることができます。
接続方式は両機種ともサイドポートを使用する専用ケーブル接続型で、接続後は本体の液晶とアプリ上で自動的に合算容量を認識します。
ただし、拡張できるバッテリーの型番が異なる点に注意が必要です。
- DELTA 3 → 専用EB(約1024Wh)×1台まで対応
- DELTA 3 Plus → Plus専用EB(約1024Wh)×1台まで対応
互換性はなく、DELTA 3のEBをPlusに流用することはできません。
構造上の電圧制御とBMSプロトコルが異なるためです。
容量拡張によるメリットは非常に大きく、
たとえばDELTA 3 Plus + EB構成なら、合計容量約2,048Whとなり、
- 家庭用冷蔵庫(100W)→約16〜18時間
- 電気毛布(70W)→約24時間
- ノートPC+照明+Wi-Fiルーター → 約20時間
と、1日を超えて安定稼働します。
また、エクストラバッテリーを接続した状態でもソーラー入力はそのまま利用可能。
太陽光充電→本体→拡張バッテリーの順で電力が流れ、効率的に満充電を維持できます。
長期停電や災害時、あるいはキャンピングカー用途では、この拡張性が実用面で非常に価値を持ちます。
容量を後から追加できる設計は、ポータブル電源の“資産価値”を高める要素といえるでしょう。
拡張対応評価(5段階)
- DELTA 3:★★★★☆(必要十分な拡張性)
- DELTA 3 Plus:★★★★★(制御最適化・運転効率UP)
用途別の推奨構成
用途によって、必要な容量と構成は大きく変わります。
ここでは、代表的な3パターンのおすすめ構成を紹介します。
1. 防災・停電備え中心

目的:停電時に家庭の主要家電を維持したい
おすすめ:DELTA 3 Plus + エクストラバッテリー + 400Wソーラーパネル2枚
理由:高入力+大容量で、昼間に充電→夜間に家電稼働のループが可能。
冷蔵庫・照明・スマホ・Wi-Fiを48時間動かせる安定システム。
2. 車中泊・キャンプ
目的:コンパクトかつ静音で夜間も安心して使いたい
おすすめ:DELTA 3(単体) + 200Wソーラーパネル1枚
理由:持ち運びやすく、車内にも収まるサイズ。
必要なときだけ充電して使うライトスタイルに最適。
騒音が少なく、夜間でも気兼ねなく使用可能。
3. ベランダソーラー・日常利用
目的:自家発電を生活に取り入れたい
おすすめ:DELTA 3 Plus + 400Wソーラーパネル1〜2枚
理由:デュアルPV入力による充電効率の高さが活きる。
昼間の余剰電力をため、夜間に照明や家電へ活用できる。
節電効果が明確に感じられ、災害対策にも転用できる。
どの構成にも共通しているのは、EcoFlowアプリによる制御性の高さ。
発電量や消費電力、充電履歴をスマホで管理できるため、
“電気を使う感覚”を可視化できるのが他社にはない強みです。
このセクションをまとめると、
DELTA 3シリーズの拡張性は「今すぐでも、後からでも増やせる柔軟さ」が最大の魅力。
特にDELTA 3 Plusは、容量を増やしながらソーラー入力を倍化できるため、
中長期的な電力インフラを自宅に構築したい人に最適な選択肢といえます。
価格・買い時・おすすめ結論

価格レンジと“差額の意味”
2025年12月時点の国内実売価格は以下のとおりです。
| モデル | 実売価格(新品) | セール時最安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| DELTA 3 | 139,700円 | 62,865円 | 安定価格・ベーシックモデル |
| DELTA 3 Plus | 149,600円 | 67,320円 | 流通量多く、値下がり傾向 |
現在は一部の店舗やセールで、上位モデルのDELTA 3 Plusのほうが安く販売されているケースも見られます。
これは、流通在庫と販売戦略の影響によるもので、
必ずしも“Plus=高い”とは限らない状況になっています。
従来は「2万円差でどちらを買うか」が判断基準でしたが、
現時点では「セール時にPlusが下位機より安くなる」ことも珍しくありません。
したがって、購入時はスペック差よりもその時の販売価格を最優先に検討するのが合理的です。
とはいえ、性能面ではPlusが上位互換。
もし価格差が1万円以内であれば、迷わずPlusを選ぶ方が満足度が高いです。
充電時間の短縮・ソーラー入力倍増・静音性の改善など、長期的に見れば確実に利便性が上回ります。
買い方のコツと狙い目タイミング
EcoFlow製品は、季節ごとに大規模セールが行われます。
特に値引き幅が大きいのは以下の時期です。
- 3月:新生活応援セール
- 6月:防災月間キャンペーン
- 11月:ブラックフライデー
- 12月:年末クリアランスセール
また、整備済み品(再整備・新品同等保証付き)が年間を通じて販売されており、
新品より15〜25%安く入手できます。
外観はほぼ新品同等で、内部バッテリーも出荷検査済みのため安心。
さらに、ソーラーパネルや拡張バッテリーとのセット販売を狙うのもおすすめです。
単体購入よりも1〜2万円安く、必要なアクセサリーを同時に揃えられるため、結果的にコスパが高くなります。
セールや在庫状況は時期によって変動するため、
購入を検討する際は「価格が安定しているDELTA 3」か「値下がり率の大きいPlus」かを比較し、
在庫の動きが出るセール初日〜中盤で決断するのがベストです。
結論:あなたはどっちを選ぶべき?
DELTA 3がおすすめな人
- コスパを重視して初めてポータブル電源を導入したい
- ソーラー運用よりもAC充電中心の使い方を想定している
- 車中泊やキャンプなど、携帯性と静音性を重視したい
- シンプルな防災対策として1台備えておきたい
DELTA 3 Plusがおすすめな人
- ソーラーパネルを使って電力自給・節電を目指したい
- 長時間の停電・災害時でも昼に充電して夜に使いたい
- 充電速度・静音性・拡張性を重視したい
- 今後、拡張バッテリーや複数パネルを追加する予定がある
性能・静音性・将来の拡張を考えると、
価格が同等または1万円差以内であればDELTA 3 Plusが圧倒的におすすめです。
コスパで選ぶならDELTA 3、長期満足を求めるならPlusが最適解です。
まとめ:今買うなら「値下がりしたPlus」が狙い目

DELTA 3とDELTA 3 Plusは、基本性能は共通しつつも、
ソーラー入力・充電速度・静音性・拡張性の4項目で明確に差が出ます。
特に2025年冬現在、DELTA 3 Plusが値下がりしているタイミングにあるため、
もし購入を検討しているなら、今がベストタイミングといえます。
初めてポータブル電源を導入する人も、
すでに1台持っていてアップグレードを検討している人も、
Plusを選べば「次世代規格への対応」と「長期運用の安心感」を同時に得られます。
気になる方は、各公式販売ページで最新の販売価格と在庫状況を確認してください。
セール時には予告なく在庫が終了する場合があるため、
購入タイミングを逃さないようチェックしておきましょう。
よくある質問(Q&A)

Q1. DELTA 3とDELTA 3 Plus、どちらを選ぶべきですか?
A. ソーラーパネルを使う予定がある、または非常時の充電スピードを重視するならDELTA 3 Plusが最適です。
AC充電だけで使う予定なら、DELTA 3でも性能は十分です。
現在はPlusの実売価格が下がっており、コスパ面でも優位です。
Q2. 両機種のバッテリー寿命はどのくらいですか?
A. どちらもリン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリーを採用しており、約3,000サイクル以上使用可能です。
毎日1回充放電しても約8年使用でき、長寿命・高安全性が特徴です。
Q3. ソーラーパネルはどんなものを使えますか?
A. EcoFlow純正パネル(110W〜400W)との組み合わせが最も安定します。
DELTA 3は最大500W(XT60×1)、DELTA 3 Plusは最大1000W(XT60×2)まで対応。
晴天時の発電効率を考えると、Plusは2枚接続で倍のスピード充電が可能です。
Q4. ノートパソコンやドライヤーなどの高出力家電は使えますか?
A. はい。両機種とも**定格1500W/瞬間2000W(X-Boost)**対応のため、
ノートPC・炊飯器・ドライヤー・電子レンジなどほとんどの家庭用家電が使用可能です。
ただし、長時間の高負荷使用時はファンが作動するため、通気性の良い場所での使用を推奨します。
Q5. 停電時に自動で切り替わりますか?
A. はい。両機種ともUPS(無停電電源装置)機能を搭載しています。
停電が発生しても約10ms以内に自動でバッテリー給電へ切り替わるため、
PCや通信機器も電源が落ちることなく継続稼働します。
Q6. 騒音はどの程度ありますか?
A. DELTA 3が約45dB前後、DELTA 3 Plusは約40dB前後と静かです。
ファン制御が改良されたPlusのほうが体感で静音。
夜間充電でも気にならず、寝室や車内でも快適に使用できます。
Q7. 冬や夏など、温度による性能差はありますか?
A. LFP電池は低温下でも安定して動作しますが、
0℃以下では充電速度がやや低下する場合があります。
Plusは温度制御アルゴリズムが改良されており、夏場・冬場の性能変化が少ないのが特徴です。
Q8. メンテナンスや保管のコツは?
A. 3ヶ月に一度は80〜90%まで充電して保管するのが理想です。
直射日光を避け、風通しの良い場所で保管してください。
長期間未使用でも、LFPセルの自己放電が少ないため劣化しにくい構造です。
Q9. 拡張バッテリーを追加するとどう変わりますか?
A. 容量が約2倍(約2048Wh)になり、
冷蔵庫なら約18時間、電気毛布なら約24時間稼働可能です。
長期停電対策やキャンピングカーでの連泊利用に効果的です。
Q10. 今買うならどちらがおすすめ?
A. 現在の市場価格では、DELTA 3 Plusが値下がりしている時期に入っています。
性能・静音性・充電速度すべてが上回り、価格差もほとんどないため、
今買うならPlusを選ぶのがもっとも賢明です。