初心者必見!ポータブル電源おすすめ5選|DABBSSON・エコフローを徹底比較
「ポータブル電源って種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」――
多くの初心者が最初に感じる疑問です。
停電対策にもキャンプにも使える便利な製品ですが、容量や出力を間違えると「思ったより使えない」と後悔することも。
そこで本記事では、初めての1台に最適なポータブル電源を5つ厳選し、失敗しない選び方と共に解説します。
特に「DABBSSON DBS2300」と「EcoFlow DELTA 2」は要注目です。

初心者が知っておきたいポータブル電源の選び方

まず知っておきたい「容量」と「出力」の基礎
ポータブル電源を選ぶ際、最初に理解すべきなのが「容量(Wh)」と「出力(W)」です。
容量とは「どのくらい電気を貯められるか」、出力は「どれだけの電力を一度に取り出せるか」を示します。
たとえば、1000Whの電源で100Wの家電を使用する場合、
1000 ÷ 100 = 約10時間の稼働が理論上の目安です。
ただし変換ロスを考慮すると、実際の稼働時間は約8時間前後になります。
以下は、初心者が目安にできる使用時間の一例です。
| 家電 | 消費電力 | 稼働時間目安(1000Whクラス) |
|---|---|---|
| スマートフォン | 約10W | 約80回充電可能 |
| ノートパソコン | 約60W | 約12時間 |
| 電気毛布 | 約70W | 約10時間 |
| 小型冷蔵庫 | 約100W | 約8時間 |
| 炊飯器 | 約500W | 約1.5時間 |
| ドライヤー | 約1200W | 使用不可(出力不足) |
この表からも分かるように、容量と出力のバランスが取れたモデルを選ぶことが大切です。
特に災害時の備えなら、1000Wh以上・定格出力1000Wクラスのモデルを目安に考えると安心です。
安全性・バッテリー寿命・充電方式のチェックポイント
ポータブル電源の「安全性」は、初心者が最も重視すべき項目です。
バッテリーセルには主に「NCM(リチウムイオン)」と「LFP(リン酸鉄リチウム)」の2種類があります。
結論から言うと、初心者にはLFPを採用したモデルが最適です。
LFPセルは熱に強く、発火リスクが低いのが特長です。
さらに充放電サイクルが約3000回以上と長寿命で、日常的な使用にも向いています。
NCMセルに比べると少し重くなりますが、安全性と耐久性を優先するならLFP一択と言えるでしょう。
充電方式も重要です。
家庭用ACコンセントだけでなく、ソーラーパネルや車のシガーソケットから充電できるモデルを選ぶと、停電時にも安心です。
また、充電スピードにも差があり、近年は「急速充電対応(1〜1.5時間で満充電)」のモデルが主流になっています。
安全面で確認しておきたい項目は以下の通りです。
- PSEマークの有無(日本国内使用の安全基準)
- BMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載か
- バッテリー種別(LFP推奨)
- 保証期間(2年以上が目安)
これらを満たしていれば、初心者でも安心して長く使えるモデルと判断できます。
災害用とキャンプ用で選び方はどう違う?
災害用とアウトドア用では、求められる性能が異なります。
災害対策として使用する場合は、停電時に家電をどれだけ動かせるかがポイントです。
冷蔵庫・照明・スマホ充電などの必需品を同時に稼働させるためには、容量1000Wh以上・出力1000W以上のモデルが理想です。
また、ソーラーパネルで充電できる拡張性も、防災用として欠かせません。
一方、キャンプや車中泊では、持ち運びやすさと静音性が重要です。
重量が10kg以下、取っ手付きの軽量タイプなら、女性でも扱いやすく快適に使えます。
アウトドアでは、LEDライトやワイヤレス充電機能などが付いているとさらに便利です。
災害・キャンプどちらにも対応できる「汎用モデル」を選びたい場合は、
DABBSSONやEcoFlowのように、出力と充電スピード、拡張性のバランスが良いブランドを選ぶのが最も無難です。
初心者におすすめのポータブル電源ランキングTOP5

数多くの製品の中から、性能・安全性・使いやすさ・コスパを総合評価し、初心者に最もおすすめできる5モデルを厳選しました。
以下の基準で比較を行っています。
【評価基準】
安全性(30%)/出力・容量(25%)/充電スピード(20%)/携帯性・静音性(10%)/価格・保証(15%)
この基準で分析した結果、総合1位は「DABBSSON DBS2300」。
初心者が最初の1台として選ぶなら、これが“間違いのない基準点”といえます。
1位:EcoFlow DELTA 2|急速充電と拡張性の両立

容量1024Wh/定格出力1500W。
「1時間で80%充電」という圧倒的スピードが特徴です。
同シリーズの専用拡張バッテリーを追加すれば最大2048Whまで容量アップが可能。
ソーラー充電入力も最大500W対応と高効率で、災害時の長期利用にも適しています。
LFPバッテリーを採用し、3000回以上の充放電に耐える設計。
アプリで電力使用量や残時間をリアルタイムで確認できるのも初心者には嬉しいポイントです。
向いている人
- 急速充電を重視する人
- コンパクトで扱いやすいモデルが欲しい人
- スマートフォン感覚で操作したい人
向いていない人
- 家電を長時間同時に使いたい人(容量1024Whはやや少なめ)
2位:DABBSSON DBS2300Plus|高出力×LFP電池で安全性と安定感を両立

容量2330Wh/定格出力2200W。
LFPバッテリーを採用し、3000回以上のサイクルに耐える長寿命設計が特長です。
急速充電にも対応しており、AC充電でわずか2時間で満充電が可能。
ソーラーパネル入力(最大1200W)にも対応しており、長期停電時の自給電力としても十分機能します。
加えて、UPS機能(無停電電源装置)を標準搭載しており、停電時もわずか15ミリ秒で切り替え。
デスクトップPCや冷蔵庫などを保護できます。
安全性・拡張性・静音性、いずれもバランスが高水準です。
向いている人
- 防災用とアウトドア用を兼ねたい人
- 家電も問題なく使いたい人
- 安全性と長寿命を最優先したい人
向いていない人
- 軽量・コンパクト重視(重量約27kg)を求める人
3位:Jackery 1000 Plus|静音性と安定動作に定評あり

容量1264Wh/定格出力2000W。
老舗ブランドならではの堅実な設計で、安定した出力と静音動作が特徴。
充電はACで1.7時間、ソーラー入力は最大800Wに対応しています。
「動作音の静かさ」と「使いやすいインターフェース」が高く評価され、女性や高齢者にも扱いやすいモデルです。
向いている人
- 静音性と操作性を重視したい人
- ブランド信頼性を優先する人
- 災害備蓄として日常使用も考えている人
向いていない人
- 価格と重量のバランスを重視する人(約14kg・価格帯15万円前後)
4位:BLUETTI AC180|コスパ重視で長時間運用に強い

容量1152Wh/定格出力1800W。
LFPバッテリー搭載で安全性・耐久性が高く、価格が比較的リーズナブル。
AC充電で約1.3時間の急速充電が可能です。
また、エコモードを搭載しており、低負荷時には自動的に出力をカットして省エネ運転を行います。
向いている人
- コスパを重視したい人
- 長寿命・安全設計のモデルを求める人
- 家電やキャンプギアをバランスよく使いたい人
向いていない人
- コンパクトさやデザイン性を重視する人
5位:Anker 757 Portable Power Station|軽量・扱いやすさで初心者にも最適

容量1229Wh/定格出力1500W。
重さ約12.9kgと軽量で持ち運びやすく、女性やシニア層からの評価も高いモデルです。
急速充電対応で約1.4時間で満充電可能。
デザインもシンプルで直感的な操作性が魅力です。
向いている人
- 持ち運びやすいモデルを探している人
- 初めてのポータブル電源に挑戦したい人
- デザインと使いやすさを両立させたい人
向いていない人
- 大型家電を長時間動かしたい人(出力・容量とも中間クラス)
おすすめ5モデル比較表(主要スペック)
| モデル名 | 容量(Wh) | 定格出力(W) | バッテリー | 急速充電 | 重量 | 価格帯(目安) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DABBSSON DBS2300 | 2330 | 2200 | LFP | 約2時間 | 約27kg | 約25万円前後 |
| EcoFlow DELTA 2 | 1024 | 1500 | LFP | 約1時間 | 約12kg | 約14万円前後 |
| Jackery 1000 Plus | 1264 | 2000 | LFP | 約1.7時間 | 約14kg | 約15万円前後 |
| BLUETTI AC180 | 1152 | 1800 | LFP | 約1.3時間 | 約16kg | 約13万円前後 |
| Anker SOLIX F1200 | 1229 | 1500 | LFP | 約1.4時間 | 約12.9kg | 約12万円前後 |
用途別おすすめモデル|災害・キャンプ・車中泊でどう選ぶ?

ポータブル電源は「どんな場面で使うか」によって、選ぶ基準が大きく変わります。
ここでは、防災用・キャンプ用・車中泊用の3つのシーンに分け、それぞれの最適モデルを紹介します。
災害対策なら大容量&長寿命モデルを選ぶ
災害用として備えるなら、容量1000Wh以上・出力1000W以上のモデルが基本です。
停電が数日続いた場合でも、冷蔵庫・照明・通信機器を動かせるだけの容量が必要になります。
特におすすめは「DABBSSON DBS2300」。
2330Whという大容量とLFPバッテリーの長寿命設計により、5〜7年先まで安定して使えます。
UPS(無停電電源)機能も備えており、停電時には自動でバッテリー給電へ切り替え。
冷蔵庫やPCの電源を維持し、データ損失を防ぎます。
また、ソーラーパネル入力(最大1200W)にも対応しているため、長期停電時でも太陽光で再充電が可能。
災害対策として“家庭の電力基地”にできる安心感があります。
災害対策で重視すべきポイント
- 容量2000Wh以上
- LFPバッテリー採用(長寿命・安全)
- ソーラーパネル充電対応
- UPS機能搭載
おすすめモデル
- DABBSSON DBS2300
- EcoFlow DELTA 2 Max(拡張時2048Wh)
キャンプ・アウトドアなら軽量で静音性を重視
アウトドアで使用する場合は、「持ち運びやすさ」と「動作音の静かさ」が最優先です。
テントの中や夜間に使用する際、ファン音が大きいと快適さを損なってしまいます。
この点で最もバランスが良いのが「EcoFlow DELTA 2」。
重量約12kgと軽量で、取っ手付きのコンパクト設計。
1時間で80%充電できるスピード充電により、出発前の準備も短時間で済みます。
また、LEDランタンやポータブル冷蔵庫など、消費電力100〜200W程度の家電なら十分稼働可能。
ソーラーパネルを組み合わせれば、長期キャンプでも電力の不安がほぼありません。
キャンプ利用で重視すべきポイント
- 軽量(12kg前後)
- 動作音が静か
- 急速充電対応
- ソーラー充電互換あり
おすすめモデル
- EcoFlow DELTA 2
- Anker SOLIX F1200
車中泊には安定出力と同時給電がポイント
車中泊では、電気毛布・小型冷蔵庫・扇風機などを同時に使うシーンが多く、出力の安定性が鍵になります。
また、充電しながら機器を使う「パススルー給電」が可能なモデルを選ぶことで、効率よく運用できます。
「Jackery 1000 Plus」はこの点で非常に優秀です。
定格出力2000Wでほとんどの家電をカバーでき、静音性も高いため車内でも快適。
パススルー対応で、シガーソケットから充電しながら電気毛布などを同時使用できます。
夜間でも安心して使える安定出力と、バッテリー残量を視認しやすいディスプレイ設計が、初心者に優しいポイントです。
車中泊で重視すべきポイント
- 定格出力1000W以上
- パススルー給電対応
- 静音設計
- コンパクトで安定感あるデザイン
おすすめモデル
- Jackery 1000 Plus
- BLUETTI AC180
ポータブル電源を初めて買う人が失敗しないコツ
ポータブル電源は決して安い買い物ではありません。
正しく選べば長く活躍しますが、基礎を理解せずに購入すると「容量が足りない」「家電が動かない」といった失敗に繋がります。
ここでは、初心者が特に注意すべきポイントを2つにまとめました。
容量オーバー・出力不足を防ぐチェックリスト
最も多い失敗は「想定よりも早く電気が切れた」「電子レンジやドライヤーが動かなかった」といった出力不足・容量不足です。
購入前に、次のチェックリストで必要スペックを確認しましょう。
容量チェック
- 使いたい家電の消費電力(W)を確認する
- 使用時間(h)を掛けて必要容量を算出
例:電気毛布70W×10h=700Wh - 変換ロス(約20%)を考慮して1.2倍にする
→ 700×1.2=840Wh(必要容量)
出力チェック
- 同時に使う家電の合計W数を上回る定格出力があるか
- 電子レンジ・ドライヤーを使うなら2000W以上
- 連続使用時間よりも「瞬間出力性能」が高いモデルが安心
こうした計算を面倒に感じる場合は、DABBSSON DBS2300やEcoFlow DELTA 2のように「過剰性能寄りのモデル」を選ぶのが無難です。
余裕を持った出力設計は、長期使用でもストレスがありません。
口コミだけで判断しない「実際の使い勝手」重視の選び方
口コミ評価は参考になりますが、購入判断を左右しすぎるのは危険です。
なぜなら、使用環境や目的が人によって大きく異なるからです。
重要なのは「自分の使い方に合うか」を軸に考えること。
たとえば、災害備蓄用として使うなら、1年に数回しか充電しないこともあります。
その場合は「自己放電が少なく、数ヶ月放置してもバッテリーが減りにくいモデル」を選ぶべきです。
一方でキャンプ利用が多いなら、持ち運びやすく、夜間に静かに動作することが重要になります。
また、メーカーが提供する保証期間とサポート体制も信頼性に直結します。
EcoFlowやDABBSSONはサポート対応が日本語で明確で、保証期間も2年以上と安心感があります。
初心者にとってこの「使い続けやすさ」こそ、最も見落とされがちなポイントです。
まとめ|初心者はDABBSSON・EcoFlowから始めよう
ここまで、初心者がポータブル電源を選ぶ際のポイントと、おすすめの最新モデルを紹介してきました。
最後に要点を整理します。
今回紹介したおすすめ5機種のまとめ
| 順位 | モデル名 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 1位 | DABBSSSON DBS2300 | 大容量・高出力・UPS搭載 | 災害対策・家庭用 |
| 2位 | EcoFlow DELTA 2 | 充電最速・軽量・拡張性◎ | アウトドア・防災兼用 |
| 3位 | Jackery 1000 Plus | 静音・信頼性が高い | 車中泊・日常備蓄 |
| 4位 | BLUETTI AC180 | コスパ良・長寿命設計 | 災害備蓄・サブ電源 |
| 5位 | Anker SOLIX F1200 | 軽量・扱いやすい | キャンプ・初心者向け |
この中で、迷ったらまず「DABBSSON DBS2300」か「EcoFlow DELTA 2」から検討するのが最も確実です。
どちらもLFPバッテリーを採用し、安全性・信頼性・充電スピードのバランスが優れています。
特にDABBSSONはUPS機能やソーラー入力性能が高く、“防災もキャンプも1台で完結するモデル”として完成度が高い一台です。
用途別に見る最適モデルと選び方
災害・停電備え中心なら
→ DABBSSON DBS2300:UPS搭載・大容量・長期稼働向き
キャンプ・アウトドア中心なら
→ EcoFlow DELTA 2:軽量・急速充電・アプリ連携対応
車中泊中心なら
→ Jackery 1000 Plus:静音・安定出力・パススルー対応
初めて試したい人には
→ Anker SOLIX F1200:軽量で扱いやすく、コストを抑えやすい
初めてのポータブル電源は“安心と信頼”で選ぶのが正解
ポータブル電源は、万一のときに「電気を守るための保険」です。
容量や出力だけでなく、どんな状況でも安全に動作する信頼性が最も大切です。
特にDABBSSONとEcoFlowは、
・国内サポート体制の信頼性
・安全規格(PSE・UN38.3)への対応
・長寿命LFPバッテリー採用
といった点で、初心者が安心して選べる2大ブランドです。
購入する際は、公式サイトや正規ストアでの購入を強くおすすめします。
公式サイトなら保証登録が簡単で、セールやキャンペーンの情報もいち早く得られます。
まとめ
・初心者は「LFPバッテリー搭載」「容量1000Wh以上」を基準に選ぶ
・防災・キャンプ兼用ならDABBSSONまたはEcoFlowが最適
・安さよりも“信頼できるメーカー”を選ぶことが、長く使える鍵
停電や災害はいつ起こるかわかりません。
だからこそ、信頼できる電源を一台備えておくことが、家族を守る最善の準備になります。
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